コンピュータと私 ~ポケコンの世界~

ポケコンとの出会い

1984年のある日、自分のカメラが欲しいな、とあるショッピングカタログを捲ってると、カメラページの隣にずらりとキーのならんだ電卓を発見。「かっこいいなぁ。このアルファベットキー何に使うのだろう?」と思いカタログ写真をじっくり見ると、左上に小さく[BASIC]と書いてあるボタンが!「ゲ!パソコンがなくてもBASICで遊べる!」と思った私は、早速親に交渉。無事ポケコンを入手できました。

主な仕様
CPU (CMOS)8bit SC61860A表示16桁x1行
ROM40KB電源CR2032 x 2 (6VDC)
システムエリア0.5KB外形寸法170 x 72 x 9.5mm
データ専用エリア208 byte重量150g
プログラムエリア3534 byte  

当初は、Apple Basic との違いに散々悩まされましたが、いじってるうちに慣れてしまいました。それより 3534バイトというサイズに収めるのに一苦労。あちこち削ったり、演算式を変えてみたりと、小学生らしくない悩みを抱えて生活してました(笑) でも、 当時はそんな悩みが楽しかったのです。

マシン語

今振り返ってみて不思議に思うのは、こんなに小さなコンピュータでもマシン語が扱えた点です。POKE, PEEK, CALLがちゃんと用意されています。もちろんCLOADM や CSAVEM 命令などでバイナリープログラムを保存しておく事も可能です。機械の解析資料も工学社を中心に多数発売されてましたので、プログラミングしやすかったようです。ちなみに私は、工学社I/Oに掲載されたArt Software氏のウォーターパニックというゲームの入力が、マシン語初経験でした。ま、私は作るより遊ぶほうがメインでしたが(笑)

周辺機器

周辺機器として、カセットインターフェースやプリンタが用意されていました。私は、CE-126Pプリンタを使用してました。カセットインターフェイスも内蔵しているため、手持ちのテープレコーダをデータレコーダ代わりに使えます。カセットインターフェイスのみのCE-124も販売されていました。今だった ら、MDウォークマンとかにつないで管理できるんですね。うらやましい。

ポケコンその後

EL-5500II (PC-1402)で結構遊びましたが、工学社の書籍やコンピュータ雑誌を見てるとどちらかというとマイナー機種。日本国内では PC-12xx 系が多かったみたいです。そんな中、4行表示のPC-1350 を知ってしまい、そのままポケコンの沼へとハマっていくのでした(笑)