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神鋼電機 CHC-S545-2C 昇華型プリンター

CHC-S545 は、神鋼電機(現シンフォニアテクノロジー株式会社)が業務用として販売していた機種で、仕様やバリエーションが結構あったみたい。うちにある機種は、コニカ(現コニカミノルタ株式会社)仕様のもので、フォトキレート方式の昇華型プリンター。 このプリンターの最大の特徴は、銀塩プリント並みの保存性を実現したところ。

chc-s545-2c

CHC-S545-2C の主な仕様

当時のカタログがまだあったので、一部抜粋してみた。

プリント方式ポストキレート型昇華熱転写方式
プリント走査密度300 x 300 dpi
プリント速度(ファインモード)265秒(A4最大印画時)
表現色1670万色
最大印字幅237.6mm
イメージメモリ12MB
インターフェイスセントロニクス準拠/SCSI
給紙方式カセット自動補給/手差し給紙
リボン供給方式カセット式
電源AC100~120V ±10%、50/60Hz ±1Hz
消費電力320W
重量27kg
本体寸法410(w) x 329(h) x 434(d) mm
用紙寸法/印字エリア243 x 324 mm / 237.6 x 300mm (小4切)
210 x 297 mm / 203.2 x 273mm (A4)
コニカフォトキレートのパンフレット (20001-コ-N-100M1*BVU) より

プリンタードライバー

CHC-S545-2Cは、プリンタードライバーとしてではなく、Adobe Photoshopプラグインとして配布されていた記憶が。 うちの主力フォトレタッチソフトは、愛用の Micrografx Picture Publisher だったけど、アドビプラグイン互換のソフトだったので特に問題なく動作してた。 ただ、別仕様のCHC-S545(元プリクラ機)は、神鋼電機のサイトからダウンロードして動かしてた記憶が。 当時ダウンロードしたドライバーがいまだ大量に残っているから間違いない(笑)

s545 plug-in

CHC-S545の接続

コニカ仕様のプリンターは、SCSIだったので、AHA-2940AUのSCSIボードを挿して運用。 Windows 10 の32bitであれば、今でも当時のソフトで動くはず。数年前、SCSI接続した時の記事:

使用感

色の再現域は、銀塩写真より広かったんですが、銀塩写真とはちょっと違った癖のある発色だったので、元に色を近づける必要性がある作業は苦労しました。ただ20年経った今、プリントを見返すとほぼ退色がありません。 百年プリントとか、長期保存を売りにしてたコニカさんらしいクオリティ。それに比べてフジはもう(以下略)(笑)
プリンターそのものは、初期モデルだったのもあり結構時間がかかった。 小4切1枚が5分弱は正直しんどかった。 また、インクリボン式なので、埃による画像抜けも結構あって、かなりのロスが出た。 ランニングコストは、とても褒められる内容ではなかったのも事実。 色調整やロスプリントで徹夜になった日も。 まぁ写真修整ビジネスも、今となってはいい思い出(笑)

プリンターは元気だけど

数年前に鉄道模型の小道具作りで使用したけど動作は良好。 ただ、今となっては新たな消耗品が手に入らず。 ヤフオクかどこかで出来ないかな?と思ってはいるものの期待薄。 このまま 27㎏の鉄屑になってしまうのかしら? 多分そうでしょう(笑)