
富士通 ScanSnap S1300のジャンク買ってみた
久々に地元のハードオフをぶらぶら。ジャンクの棚に富士通のスキャンスナップ(シートフィードスキャナー)が1650円。フィルムが巻かれていたので中身は確認できなかったけど、とりあえずお買い上げ。 うまく動かせるかしら。

やっぱりジャンクか
早速フィルムを剥がして通電。ランプはついたが、なんか様子がおかしい。 給紙がおかしいのかなと、前ぶたをあけるとなんと給紙ローラーが大変な状態に。

ローラーが完全に溶けている(笑)流石ジャンクだ(笑) ということで、ローラー部品探しの旅へ。 すると、似たようなケースが多数発生しているようで、修理の参考になるサイトが沢山。 今回は、一番安そうなウレタンチューブを切って使う方法でやってみる。
ローラー代わりのチューブゲット
アマゾンのおかげで、注文も難なくクリア。2日程度で到着。今回買ったのは、内径5mm、外径9mmのウレタンチューブ 1m。 送料入れて1000円ならまぁ良しとしよう。

長さは溶けたローラーを参考にカット。 切り口は雑でかなり適当だけど大丈夫でしょう(笑)
ちょっと大変そうな分解
カットしたウレタンチューブを金属棒に通す必要があるので、分解は避けられない。 ネジは少なめだけど、パーツの向き、ケーブルの通し方を意識しながらばらした方が良さそう。 動画を撮りながらか、こまめに写真を撮りながら作業すると安心かも。
分解しながら掃除
分解しながら溶けたローラーを掃除。栗きんとんの水飴のような感じなので、精密ドライバーでちびちびすくい上げる。 最後にIPAを染み込ませた布で拭き取ったらすっきり綺麗に。
交換・組立
綺麗になったら金属棒にチューブを取り付け。 チューブのおしりを押すイメージでずらしていくといいかも。

4か所すべて所定の位置まで動かしたら、分解の逆順で組立。 組立時に気を付けた方が良さそうな場所は2か所:
- 原稿用紙を検知するスイッチ周り ーバネのかけ方と出っ張りの確認
- 前ぶた開閉センサースイッチ ーモーターを外すと浮いてしまうので定位置に収まってるか確認
それ以外はパチパチ取り付けていく感じで進められた。
ん?もしかしてドライバーがない?
最後の最後で難題が。なんと、公式サイトのScanSnap S1300 ソフト・ドライバーは既に公開が終了していた。オーマイガ~(笑) 仕方ないので野良ドライバーを求めてネットを検索。 すると、redditでリンクを公開してくれている海外ユーザーがいた。 助かった~
動作良好
インストールも無事終わり、用紙をセットしてスキャンボタンを押すとスキャン開始。 取り込みが終わると、窓が開いて無事PDF化の保存。 思った以上に便利だ。 最近のScanSnapは速いようだが、個人的にはこの古い機種でも十分なスピード。 Windows 11でも普通に使えるし、しばらくは使えるだろう。

さ、これで捨てるか悩んでたダビングやコンピュータ関連資料はスキャン後捨てられる。 ちょっとは部屋が片付くかな? (^^;
