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ビデオテープが出てきてしまう?

ビデオ出てきてしまう

普段仕事で、ビデオテープが出てこない心配ばかりしてるのであまり気にしたことがなかったのですが、ビデオテープが出てきてしまうという検索も意外と多い事に気づきました(笑)いつもビデオテープの取り出しの記事ばかり書いているので今回は逆を(笑)

そんなわけで、ビデオテープが出てきてしまう原因の可能性をいくつかリストアップしました。チェックしてみて下さい。

1. ビデオデッキ/ビデオカメラの異常

ビデオデッキやビデオカメラに入れると、テープを所定位置に移動させ、カセットからテープを引っ張り出します。 この際にギア類が正常に動かないとテープ保護のため、そのまま吐き出します。 機械側に問題がある場合は当然ながら機械の修理が必要です。 ただし、ほとんどのテープ式ビデオデッキやビデオカメラはメーカー修理期間を過ぎています。 中古で稼働するデッキをゲットするか、家電修理専門店へ依頼する形になるかと思います。

単なる誤動作の可能性もあるので、コンセントを抜いて5分放置。再度差し込んでみて下さい。 逆に、長年通電していなかったデッキは、差し込んて1時間ほどしてから再チャレンジするとうまく動くことがあります。

2. ビデオテープの異常

ビデオテープに異常があると、テープ保護のためローディング出来ない場合があります。 ビデオテープで考えられる主な異常は以下のようなものが考えられます。

テープが切れている

ビデオテープ切れた

ビデオテープは結構薄いため、無理な力が掛かったりすると簡単に切れてしまいます。 一番多いのが、テープを止めている部分で切れてしまうケース。 その次に多いのが、カビや湿気等による癒着が原因で裂けてしまうケースです。 適切なスプライシング(接合)テープを使って、つなぎ合わせる必要があります。

テープが張り付いている

カビや癒着などで、テープ同士がくっ付いている場合と、テープの部品に張り付いているパターンがあります。分解して剥がしてあげる必要があります。

テープの進みが重たい

ビデオテープのカビ

ビデオテープが汚れていたり、湿気、カビなどが生えていると、テープを回す負荷が大きくなりすぎて止まってしまったり、きちんとローディング出来ない場合があります。 このような時は、ビデオテープを掃除して、表面を整えてあげる必要があります。

ごく稀ですが、ビデオテープのリールやハウジングが歪んで、テープが安定して回らない事もあります。 この場合は、リールやハウジングを別のものに交換してあげる必要があります。

出てきてしまう=結局修理が必要なのかも?

ビデオテープが出てしまうという事は、機械もしくはビデオテープに異常があると思って間違いないと思います。 機械が不調の場合は、別の機械を用いれば再び見ることができますが、テープの場合は、テープそのものを修理する必要があります。

私の場合、接合やクリーニング等のビデオテープ修理は、自前で修理しますが、もし経験がなかったり部品交換を伴う修理は、テープ修理専門店に依頼するのが良いかと思います。 うちもお世話になっている テープ修理.com さんに相談されてみてはいかがでしょうか?

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