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ソニー ハンディカム CCD-TR2 の 3個1 組立

CCD-TR2

ビデオテープ救済という仕事柄、すぐ壊れたビデオカメラの山ができます。 今回は、ソニー ハンディカム CCD-TR2 を3台使って、ビデオカメラを1台組み立ててみました。

ビデオカメラの選定

まずはそれぞれ故障個所も把握し、故障個所が異なるものをセレクト。 同じ故障個所だとこの技は無理です(笑)

程度の良い物、または交換が難しいパーツを基準にベースにする1台を選びます。 そして、3台ばらします。

パーツ移植

写真は写しませんでしたが、1台目からは、液晶ファインダーを移植しました。 CCD-TR2 はカラー液晶ファインダー。 交換は意外と楽で、ネジ2本とケーブルを外すだけで交換出来ます。

もう1台からはCCD・レンズ周りを移植。ベースにしたカメラは、なぜかカメラ映像が映りませんでした。 詳しい原因はわかりませんが、CCD周りをごっそり交換すれば大丈夫だろうと安易な発想で作業(笑)しかしながら、ここを交換するためにカセットメカ部分も外す必要があったので面倒でした。

技能的には、故障個所を同パーツと交換するだけですのでどなたでも可能です。 パズルとか得意な人なら大丈夫かも^^
外したケーブル類を元に戻して、サクッと組立てます。スイッチオン。 お~、大丈夫そうです。

最後に

今回 CCD-TR2 に拘ったのは、映像処理がまだアナログチックなところ。 そう、末期のDigital8兼用映像回路ではうまく再生できないビデオテープが存在するのです。 特に変な出来損ないスタビライザーを通して録画してしまったテープとか。 普段は使う事ないと思いますが、おかしなテープに出くわした時に頑張ってもらいます。

今日はこの辺で・・・おしまい。

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