ビデオのピンチローラー掃除
ビデオデッキのテープ走行を支えるキャプスタンとピンチローラー。写真はVHSのビデオデッキのものです。
長年使ってますと、このピンチローラーのゴムがツルツルになってしまいます。テープの粕や圧力によって表面が固くなり、正常なテープ走行に支障をきたします。
もちろん正当な修理方法は、メーカーから補修パーツを入手し、交換する事です。しかしながら、あまり痛んでない場合や、廃版になって部品が入手困難な場合は、下記の方法が有効かもしれません。
実際につるつるになったピンチローラーはこんな感じです。
ビデオテープを回してみると、粘りというかグリップがあまり効いておらず、若干滑り気味な感じがしました。通常ですと、アルコール拭きですが、ここまでツルツルですとほとんど効果なし。そこで目の細かい紙やすりで、表面をなでる形で整えていきます。
ピンチローラー表面のテカりが取れたら、アルコールやゴム復活剤で表面をクリーニングします。仕上がりはこんな感じです。
注意点としましては、粕をきちんと取り除く事です。やすりの破片でも残ると、テープに傷が付きます。念のため、マスキングテープ等でぺたぺた取り除くといいかもしれません。
歪んでしまったり、なんどもやすりをかけたローラーは素直に交換をお勧めします。
お決まりですが、自己責任でお願いいたします。
直すの面倒な方はダビング承ります(笑)ちゃっかり宣伝w
おしまい。