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Sony E PZ 18-200 OSS SELP18200 パワーズーム使ってみた

selp18200

ソニー E PZ 18-200/3.5-6.3 OSS レンズ SELP18200 は、Eマウント機で使えるパワーズーム搭載のレンズ。元々はNEX-VGシリーズ、NEX-EAシリーズ用として開発されたもので、それを単体販売したもののようです。便利なパワーズームですが、ネット上のコメントを見ると、ズームがとても遅いという評判。そんなわけで、自分の趣味の撮影に活かせるのか知りたくなり、安い中古のα3000(海外モデル)と本レンズを入手し、実際にテストしました。

SELP18200

主に撮影するのは鉄道。迫ってくる列車をズームを引きながら写すのが結構好きなので、ズーム速度が重要になってきます。このE PZ 18-200は、H,M,Lと3段階のズーム速度調整ができますが、どれも遅く感じます(笑)最も速いHモードを使っても、18mmから200mmまでで約9秒、結構かかります。ビデオ撮影時にはメリットもありますが、スチル撮影時はイラつくほどの遅さ。結局、スチル時は手動、ビデオ時は電動と、モードを使い分けた方がよさそうです。

ビデオ撮影中急いでアップにしたい時などは、手動ズーム切替>ズームリング操作>パワーズームに戻す という形で対応する事ができますので、慣れればそんなに困りません。また、Hモードで追従できない列車や被写体を撮る場合は、最悪手動ズームに切り替えればなんとか対応できます。ズームリングは重いですが、うちの中古はそれほど重い感じがせず、ちょうどいい感じです。ただ手動ズーム操作が多いのであれば、PZを買わなくてもいいような気もします(笑)

実際にパワーズームを用いて、東武東上線を写した映像をアップします。

映像を見てわかるかと思いますが、あともうちょっと速ければ長く追えるシーンが多々。とはいえ、手動にはないズームの滑らかさは得られますので、やはり工夫次第という所でしょうか。

列車のスピードと角度にも寄りますが、ズーム全域を使って引き続けるようなシーンはほぼ不可能なので、50mm~100mm程度の画角変化を前提に、ズーム範囲を決めるといいかもしれません。(例:150mm~50mm、100mm~ 50mmなど)あとは追いつかなくなった時に逃がす方法を考えておけば何とかなりそうです。

そのうちナウいEマウント機に乗り換えて4Kで撮れればな、と思っているトムでした(笑)

 

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