高校時代、お小遣いで買ったマランツ AV251 mkII 。AV251 mkIIはAVセレクターで、ビデオデッキ同士を接続するのに便利な機械です。 当時は、本機にビデオデッキ2台をつなぎ、 X1 turbo ZII をテロッパーにしてちまちま編集。 怪しい高校生活を送っていました(笑) 高校卒業後 S-VHSのデッキに買い替えたため、コンポジット接続のみの本機は同級生宅へ譲渡。 それから3x年、再び気になってメルカリで買い直しました。

セレクター機能

AV251 mk II 、マランツはオーディオ/ビデオコントローラーと呼んでますが、俗にいうAVセレクターです。 ビデオデッキ2台分の入出力+外部ビデオ入力2系統、外部オーディオ入力1系統、マイクを繋げられます。 2台のデッキで相互ダビングするには便利です。 VCR端子には、モノラルとステレオの切替がスイッチが付いています(自動切換が一般的)。 VHF RF端子 がIN/OUTとあるので、アナログテレビにつないで見ることも想定されていたのでしょうね。
ビデオ付加機能

AV251 mk II の ビデオ付加機能としては、ビデオエンハンサーを内蔵しています。 輪郭を強調したり、ノイジーな映像をソフトにしたり調整することができます。そして、オーディオと連動したAVフェーダーもついてます。つまみを回せば、フェードイン・フェードアウトが可能です。つまみが小さいのでちょっと使いづらいですが(笑)
オーディオ付加機能

DNR
DNR (ノイズリダクション)がついています。モノラル音声のビデオには有効かもしれませんね。TVのスピーカーが悪いためか、あまり違いが判らなかったのですが(笑)仕様書を見る限り DNR 効果 は 10dBだそうです。
スペーシャルステレオ
今回AV251を再購入した理由です。 このスペーシャルステレオは、モノラル音源を疑似ステレオにする回路です。「SPATIAL ST」 のボタンを押すだけで有効化されます。 実は、古いビデオはモノラル録音のものが多く存在します。 その上、テープ時代末期のビデオデッキは、モノラル音声回路が貧弱で音がペナペナです。 なにかダビング時に改善する方法はないかなと思っていたところ、ふとAV251を思い出しました。 ソースがデジタルであれば、PC上でソフトを用いて変換できますが、アナログダビング時に通すだけで良くなるなら手間もかからず便利かな~なんて相変わらず手抜きの発想です(笑)
AV251 II を買い直して
懐かしさを味わえたので買ってよかったです。 それも送料込みで1000円台でした。 やはり、コンポジットのみなのが残念です。 ただ、最近はS端子省略が当たり前のようになってきているので、再び注目される日が来るかも。(ないない 笑)