sony α77II の液晶修理してみた

先日 ソニーのデジイチ、α77II を修理しました。 α77II (ILCA-77M2) は、コニカミノルタから引き継いだAマウントを採用した機種で、2014年に発売されたAPS-C機です。 (結構古いw)

α77II故障の経緯

一昨年、撮影中に雨が激しくなってしまいびしょびしょに。 雨宿りしながらハンカチでカメラを拭いていたところ、突然背面液晶に何も映らなくなってしまいました。 どうも拭いている際に、液晶とボディをつなぐフレキシケーブルを断線させてしまったようです。

断線した時の液晶ケーブルはこんな感じです。 液晶を上に起こすと、黒いケーブルが見えます。 よく見るとコーティングが割れ、隙間から線が見えてます。 軽く押しただけで断線したので、元々経年劣化があったのかもしれません。

断線した液晶ケーブル

部品の取り寄せ

カメラ業界の方はご存じでしょうが、個人だとネジ1本すら販売してもらえません。国内は諦めて、海外のオークションサイト eBay 等を利用して手に入れます。今回取り寄せた液晶接続ケーブル約1900円でした。液晶パネルは交換の必要性はなかったものの、コーティングが剥がれて汚かったのでついでに交換。約2000円でした。

α77II 液晶・ケーブル

カメラの分解

裏ぶたの取り外しですが、隠しネジや爪もなく、すんなり取れます。裏ぶたを止めてそうな周辺のネジを外すだけです。ファインダー周り3本、液晶の下、マイク端子脇、カードスロットの上、底ぶたです。

ネジを外したら、裏ぶたをそっと持ち上げて手前に置きます。

α77II 裏ぶた

裏ぶたと本体を接続する2本のケーブル(金、青)を外してあげれば、スムーズに作業できます。ボディは極力触らないようにします。特に視度調整の軸は、外れると厄介です。

ボディから離したら、部品の位置関係を覚えながら分解。こんな感じ。

α77II 裏ぶた分解

液晶ケーブル交換

元々付いていたケーブルを交換するだけですので、特に説明は要らないと思いますが、一瞬迷ったのがケーブルを止める位置。可動箇所なのでどの程度余裕を持たせて固定したらいいのかわからなかったのですが、よく見ると親切にフレキシケーブルを止める位置の印が(下記赤線参照)。この線に揃えて、フレキケーブルを両面テープで固定すればOKです。銅線側(液晶基板側)は、ヒンジの穴2か所を通します。端子部分を持って、穴に押し込めばすんなり通ります。

ケーブル位置

液晶パネルの交換

液晶パネルを外す前に、液晶パネルと基板を繋ぐケーブルを外します。赤矢印の太いケーブルです(下記参照)。

液晶パネルのケーブル

液晶パネルとプラの枠は、両面テープで固定されているだけですので、隙間に薄い金属等を差し込み、滑らしながら剥がす要領です。剥がす際に両面テープを傷めてしまったら、市販のものを細く切ってうまく誤魔化して下さい(ぉぃ

液晶を貼り変えたら、すべて組み戻します。

α77II 液晶交換後

2年ぶりに液晶が使えるようになりましたw

めでたしめでたし。