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デジタルビデオカメラからミニDVの取り出し

仕事として壊れた機械からビデオテープを取り出すサービスをやっていますが、 多くの人が分解に挑戦して挫折してます(^^;) メカの動きを把握してる人にはそう難しくない作業ですが、力尽くで取り出すのはかなり難しいです。

下記はミニDVの例ですが、ビデオカメラにローディングされているテープは下記のような状態です。(赤線がテープの位置です)

このように、多くのガイドポストやキャプスタン、ピンチローラーに挟まれた状態で止まっています。ヘッドにも半分巻き付いてます。このような状態ですので、ビデオテープを固定する枠を壊して、上部から取り除くにしても、無傷で取り出すのはほぼ不可能です。実際ピンチローラーのところで取れません。

故障個所にもよりますが、通常はローディングギアを回してアンロード(排出)させます。ローディングモーターとギアが正常であれば、外部からモーターに給電し、ガイドポストが戻りきる直前まで動かします(ここ重要)。モーターが空回りする場合は、モーターの付け根のギアが恐らく破損していますので、その先のギアをちまちま回してください。(パナソニックはこのパターンが多い)

ガイドポスト等がある程度下がったところで、アンロード作業を一旦止めます。大半の機種は下記のようにテープが弛んだ状態です。

今度は精密ドライバー等を使い、カセット下のリールかアイドラーギアを回してテープの弛みを取ります。機種によって隙間が異なりますので、工具などを工夫して回してください。弛みが取れると下記のように、テープが直線になります。

ビデオテープに弛みがないことを確認し、先ほどのアンロード作業の続き。給電または手動で、ローディングギアを最後まで回してカセットをイジェクトさせます。

いかがでしたでしょうか? この作業を見て「無理!」とお感じになりましたら、ぜひビデオテープ取り出しサービスをご検討ください。あ、宣伝です(^o^;)

 

ビクター JX-S500 AVセレクターの修理

日本ビクター(現JVCケンウッド)のAVセレクター JX-S500。相当昔の機種ですが、安価な上、構造が簡単、操作しやすい事もあり、長年使ってます(笑)最近は出番が減ってきましたが、一番多い時は20台併用するほど愛用していました。

ビクター JX-S500

何故このAVセレクターを選んだかというと、ジャンク品の安さ。 電解コンデンサーの劣化で通電NGになる物が多かったので、昔はヤフオクで500円(送料別)くらいで買えました。下手なボタン式セレクターより安い。パッシブタイプのボタン式は、大抵接触不良が起きて映像がチカチカ。スイッチに触れただけで画が乱れたりして結構曲者です。それに比べてこちらは、機能も豊富な上、作業とは別にモニター出力が切り換えられるなど大変便利です。

JX-S500 の主な特長

メーカーが謳うセールスポイント。取扱説明書より転載してみましたw

  • S端子付のビデオ機器にも対応し、広帯域ビデオ回路を内蔵。
  • ビデオ機器5台接続が可能なデッキ入出力端子、モニター出力端子、プロセッサー接続端子を装備。
  • ビデオ機器4台による相互ダビング、
  • 2系統独立の並行ダビングが可能。
  • 全ての入出力端子にS端子を装備。
  • ビデオエンハンサーやグラフィックイコライザーなどのプロセッサー危機が接続d切るプロセッサー端子を装備。ビデオ用、オーディオ用が独立して使用できます。
  • 高性能くし形フィルターによるY/C分離回路をモニター出力に内蔵、従来のビデオ信号も、S端子付カラーテレビのS端子入力で見ることが可能。
  • 出力モニターはもちろん、ソース切換スイッチ操作に関係なく、本気に入力されている信号を確認できるモニタースイッチ付き。
  • オーディオ外部入力端子を装備。
  • 接続に便利な前面入出力端子1系統(前後切換スイッチ付)を装備。

JX-S500の分解方法

JX-S500を分解するには、キャビネット左右のネジと背面のネジ全てを外します。本数が多いので結構疲れる。毎回電動ドライバーが欲しくなります(笑)

AVセレクターのネジ

AVセレクターの上ぶた外すと、まず見えるのがビデオ基板。下記赤丸のネジとストッパーを外すと、基盤が外せます。線が結束バンドで止まっている場合は、バンドを外すか切ってから作業して下さい。

jx-s500 audio pcb

下の基盤はオーディオ基板と電源の一部。こちらは下記の赤丸のネジを外すことで取り出せます。

jx-s500 video pcb

交換する電解コンデンサー

ビデオ基板(上の層)は、端子寄り中央の電解コンデンサー2個。大抵液漏れしてます(笑)そして臭ってます(笑) 同等の部品を探して交換して下さい。 うちのは6.3v 2200μfが入ってました。

video pcb capacitor

オーディオ基板(下の層)は、トランス横にある大き目の電解コンデンサー2個。ここも大抵液漏れしてます。腐ってます。臭ってます(笑) 同等の部品を探して交換して下さい。 うちのは16v 2200μfが入ってました。 足元が黒いのは、前入ってたコンデンサーの液漏れ跡。

audio pcb capacitor

まずは、この4個を交換して様子見。大抵の場合、これで復活します。ただ、他の部品も同様に劣化していると思いますので、テスター等をお持ちでしたら、ちまちま1個ずつチェックしてあげるといいかもしれません。画質が気になる方は、ビデオ周りのコンデンサー替えてあげると気持ちよいかもしれません。

そんなわけで、今回も無事復活。
非常用バックアップなので当分出番はありませんが(笑)
あなたも是非w

キヤノン PIXUS iP7230 インクジェットプリンターの分解方法

キヤノン ピクサス iP7230ですが、使い込みすぎてローラーのゴムがボロボロ。盤面印刷すると付着してしまいます。

iP7230 ディスクの汚れ
 
あまりにも汚いのでローラーを掃除しようと分解してみました。分解はマイナスドライバがあればOKです。

まずプリンタ裏面を手前にし、下記の2箇所の隙間を確認。

iP7230 分解方法

ドライバを差し込みながら、細長いプラ部品を手前に引き、外します。

iP7230 ロック解除

上ぶた、前ぶたは持ち上げるだけでOK。

iP7230 上蓋取り外しiP7230 前ぶた外し

光沢のあるサイドパネルは、下記矢印のロック部分を持ち上げて外します。反対側も同様です。

iP7230 サイドパネル外し

黄色いケーブルを外します。

iP7230 ケーブル外し

下記2箇所にドライバーを差し込んでロックを外すと、上蓋が外れます。

iP7230 内側の上蓋外し

あとはお好きなように掃除してあげて下さい。

うちのローラーはこんな感じでした。

iP7230 ローラー汚れ

ぷきぷきした後。

iP7230 ローラー清掃後

組立は、逆にやれば大丈夫です。

あなたも是非(笑)

 

パナソニック NV-SV150B ビデオデッキ 修理してみた

トラッキングが合わないビデオテープがあったので、試しにこのパナソニックのS-VHSビデオデッキで再生してみようと 電源を押したら無反応。 どうも使わない間に電源が死んでしまったらしい。とりあえず修理にチャレンジ。

ビデオデッキの分解は、トップカバー>前カバー>メカの順で外します。

VHSメカ取出し

電源回路は下のメイン基板と一体なので、全ばらし、基板を取り出します。

ビデオデッキメイン基板

早速電源回りをチェック。思いっきり電解コンデンサーが吹いてます(笑)

液漏れ電解コンデンサー

新品の10v 1000μF (105度) があったので交換。通電してみます。

ムムム。ビデオデッキ無反応。どうもこれだけではないみたい。耳をすますと、トランスから音が。ここまでは電気が来てる。ネットで色々調べていくと、電源はツェナーダイオードを疑えと書いてあったので、テスターでちびちび通電テスト。そしたら噴いた電解コンデンサーのお隣のダイオードがバカになってる。

故障のツェナーダイオード

このタイプのダイオードは、抵抗のような共通のカラーコードが無いらしく、メーカー独自の物らしいので、詳細不明。在庫もないので、他の壊れたパナソニックビデオを漁り、同じ色・形状の物を探して移植。

再生テスト

お、電源が入りました。とりあえず仮運用、あとで部品を調べて、交換することにします。

仮ですが、とりあえず使えるようになって、めでたしめでたし。

 

ミノルタ MD 50mm f1.4 分解掃除してみた

ミノルタ MD 50mm f1.4付のXDが近所のハードオフで864円。レンズにカビがあったものの、掃除で何とかなりそうな予感がしたので、レンズ欲しさに即購入(笑)

とりあえず手前のネームリング?輪っか?を外す。

側面の隠しネジを取り、筒を回して外す。

フロントエレメントを止めてるネジ3個を外す。

レンズクリーニング液クリーニングペーパーを用いて拭き拭き。今回のカビは、これで取る事が出来ました。絞り解放の状態であれば中玉も掃除出来ます。レンズのカビだけでしたら、この程度の分解で大丈夫のようです。

このままでは物足りないと、私は更に分解(笑)

グリスが劣化したせいか、ピントリングもかなり重くなってたので、グリスを適当にふき取って量を減らしてみる事に。結果良好。軽くなったところで再度組み立てました。

ピントリングも分解してしまったため、無限遠の位置が変わってしまったりと色々苦戦しましたが、何とか使える状態に。危なかった(笑)

近々 MDアダプタ買ってミラーレス機で写してみたいと思います。

あなたも是非^^

 

日立8mmビデオカメラ分解してみた (デジタル8対応機 D865)

デジタル8にも対応した日立の8mmビデオカメラを久々に出したらご機嫌斜め。8mmビデオテープを入れて蓋を閉めても、ご覧のとおり下に降りず。1分ほどでエジェクトしてしまう。8ミリビデオ入らず

原因がわからないのでとりあえず分解(笑)日立のこのシリーズのビデオカメラは初分解だったんですが、ネジが少なくてびっくり。さすが日立?(笑)分解しやすいように良く出来てます。

8ミリビデオカメラの分解

肝心な不具合ですが、あちこち見ても異常は見当たらず。基板間のコネクタが緩い箇所があったので、そこかな?と思いながら仮組立。とりあえず8mmビデオテープを入れてみる。

8ミリビデオローディング

お、ローディング出来た。数回8mmビデオテープを出し入れしたけど特に問題なし。一体何だったんだろう(笑)ただ分解中気になったのが、アームプレッシャー。ピンチローラーを止めるプラスチックが経年劣化で割れている。これはそのうち対策を考えねば。

いまいちスッキリしないけど、取りあえず直った。

8ミリビデオ組立

まぁ、分解方法も構造も勉強できたという事で良しとしようw

おしまいw

 

海外向けDVDレコーダー パナソニック DMR-EH59 を買ってみた

海外方式に対応したDVDレコーダーが欲しくてオークションサイトを徘徊していたところ、久々にヤフオクで発見。ジャンク品ではありましたが、何とかなるだろうと落札(笑)

このDMR-EH59は、DMR-EH69の妹モデルで、EH69からSDカードスロットを省いた、廉価モデル。HDDの容量もEH69が320GBに対し、EH59が250GB。この姉妹の最大の特徴は、国内モデルと異なり、PAL方式でDVDやHDD録画ができるところ。ていうか海外向けモデルなので当たり前か(笑)

届いたので早速分解。ヤフオクの写真も綺麗だったけど、実物は想像以上に綺麗でびっくり。外観には傷があるものの、レコーダー内部の基盤や排気ファンはほとんど埃なし。通電時の香りも新品同様(笑)お店の展示モデルだったのかな?

dmr-eh59-inside

「画面が乱れるのでジャンク」と出品されていたけど、それもそのはず。そもそも海外方式の機械は日本のテレビでは映らない。念のため、セットアップ画面を確認。やはり接続するテレビが海外方式PAL。

pal-setup-dmr-eh59

うちのテレビは変態なので映ってますが(笑)

ついでに海外のDVDなど数種類入れてみましたが、どれも再生良好。

forreign-pal-dvd-playback

てなわけで、今のところ動作に異常はなく、大変いい買い物でした。HDD履歴と書込実験はそのうち暇を見つけてやってみます。いや絶対やらないだろうな (^^;

 

カシオ エクシリム ZS28の液晶画面を交換してみた

Exilimのジャンクデジカメ

毎度ながら近所のハードオフへ行って直せそうなデジカメをゲット。モニターの映らないカシオ エクシリムのデジカメ。1610万画素&去年のモデルなので、まぁ直ったら儲けもの。

早速デジカメをよく観察すると、デジカメ側面に落下時についた凹み。ケースを開けてみるとデジカメのケースがモニターケーブルに食い込み、見事断線してました。これでは映りません。

液晶画面へのケーブル損傷

流石に液晶のケーブルだけで購入は出来ないと思い、液晶ユニットを探す。毎度おなじみの中国商人に問い合わせ、合いそうなものを注文。5日ほどで到着する。

ZS28用の液晶画面

古い液晶を外して届いた液晶画面をはめてみる。

液晶画面の仮取付

うん、サイズ的にも問題ない。適当に選んだけど大丈夫のよう(笑)元の液晶の周りにクッション材のようなものが付いていたので、枠だけ古いものに取り換え、再組立て。ちなみに液晶隣の基盤は両面テープで止まってるだけなので、ゆっくり剥がせば簡単に取れます。

電源入れてみると、

液晶画面交換後

お~ 直りました。試しに撮ってみましたが、液晶は良いんですが、なんか画作りが微妙(苦笑)ノイズ処理が効き過ぎてるのか、ディテールが潰れてしまって、表現がイマイチ。今使っているニコンの安いコンデジの方が綺麗。このままお蔵入りかな(笑)

ま、とりあえず使える状態になったのでめでたしめでたし。

 

Westinghouse 22w2 液晶モニター直してみた

先日仕事をしていると、液晶モニターの電源が突然落ち、スタンバイ電源ランプも全く付かなくなる状態に。いよいよ買い替えか、と思ったものの、電源だったら何とかなるかなと思い、早速開けてみた(笑)Diassembling LCD monitor

スタンバイのランプも付かないという事は、制御基板への電源が流れてないのかも?と思い、大本の電解コンデンサーかなと。あ、良く見ると、膨らんでる。

Faulty capacitor

念のため、膨れたコンデンサーのESRを測定すると、見事死んでいるwDead capacitor

秋葉原行くのも面倒だったので通販。400v 120μFを若松通商さんから。

New 400v 120μF capacitor

爪ありタイプで大きさも違うけど、ま、何とかなるだろうと適当に加工。とりあえず(強引に)収めた。Fitted new capacitor

早速電源入れてみるとOK^^ いつもの3台体制に戻りました。Three 22w2 monitors

4Kモニターを買いたいと思っていたものの、直ってしまったので、またしばらくお預けです(笑)

おしまい。

 

ソニー GV-A100 ジャンク入手してみた

昨年の暮れに何気なく近所のハードオフへ。ソニーの8ミリビデオデッキ?8ミリビデオウォークマン?GV-A100 の故障品(ジャンク)を発見。ジャンク理由は電源が入らない、カセットドアが閉まらないというもの。壊れたものに3240円。お得だか損だか分からない価格設定(笑)正直迷いましたが、2016年最後の運試しとか言い訳を考えて買ってみました(笑)

8ミリビデオデッキ GV-A100 ジャンク

早速開けてみると、関係ないものも多数。隠しカメラ2台、電池ボックス2個、ポータブルTVとか(笑)なるほど、隠し撮りセットという事でしょう(爆)前オーナーさんの趣味が素晴らしすぎる・・・

そんな事より、とりあえず分解。ドアが閉まらないという事は、カセコンの枠が歪んでる可能性大。カセコンが外せるところまでドンドンばらしていきます。

カセコン枠

やっぱり歪んでますね。でも、この角度の写真じゃよくわかりませんね、すみません。分解途中、なんか別の部品も転がって出てきました。部品も割れてますね(笑)

破損部品

おそらく電源が入らなくなって、強引にテープを取り出したのがカセコン破損の理由でしょうね。在庫してる部品取りマシンから、ちゃちゃっと必要な部品を移植します。

そして一番の難関は電源が入らない点。まずは電源基板を見つけて取り出します。

GV-A100 電源基板

この基板の異常だろうと、ヒューズとコンデンサーをチェック。ダメそうな部品を交換後、再度組み立ててみます。

GV-A100 組立

スイッチオン。電源ランプは付いて、イジェクトも正常そう。早速8ミリビデオテープを再生してみます。

8ミリビデオ再生確認

お~、昔撮った鉄ちゃんビデオが映りました。とりあえずトラッキングも大丈夫そうなので、今回はこのまま終了。2016年大晦日はなかなかいい日でした。

めでたしめでたし。