SV-5000W ワールドワイドビデオデッキの修理 3
武漢肺炎禍だったから2年くらい前だと思う。 韓国サムスン電子製 SV-5000Wというワールドワイド対応のビデオデッキ。 久々に電源を入れるとボンという音が(笑) そして、電源が入らなくなりました。 ブログのネタになるかもと、今日久々に棚から引っ張り出して修理しました。 本機、実は修理3回目です 笑。 前回の記事> 「海外方式ビデオデッキ SV-5000Wの修理 Part 2」
ビデオデッキ内を目視チェック
とりあえず、目視で内部を観察。 ボンという音から部品が破裂したに違いない。 電解コンデンサを中心に見ていくと、弁が膨らんでる物を電源回路付近で発見。
部品交換
とりあえず弁の膨らんだ電解コンデンサを取り外し。 ん、思っていたより膨らんでいた(笑)
同じ値の電解コンデンサがあったので交換。 元が耐熱105度なので、取付も105度対応のもので対処。 そして、分解がてら周辺の電解コンデンサの診断も。 ESRメーターで一つずつチェックして、容量抜けがないことを確認。 他はオッケーグーそうなので完了。
ビデオデッキ組立
このワールドワイドビデオデッキは、構造が結構簡素化されてて組立しやすい。 プラスドライバー1本でネジ数本締めるだけ。 恐らく分解~修理~組立で10分かかってないかも。 しかしながら、組立構造が簡単な分、部品間の接触不良が起きやすいので注意が必要です、はい。
修理完了
通電したところ、問題なく前面の表示が付きました。 ワールドワイド対応の方式ボタンが美しい(笑) 使う予定はほとんどないのですが、修理しておけば緊急時に安心ですね。 特にSECAMの海外方式変換には助かります。 直って良かった。 めでたしめでたし。