シャープ BD-HDV22 BDレコーダー のVHSメカ直した
仕事場に転がってるシャープ AQUOS BDレコーダー BD-HDV22、ビデオテープ取り出し依頼で処分待ちになったやつ。 このまま処分するのも勿体ないので、練習のために修理してみた。
定番のVHSイジェクト不良
ネット検索しても分かる通り、シャープのVHSメカでは定番の故障。 ただ、欠陥というよりプラの経年劣化と言った方が正しいかも。 んで、出てこなくなる理由は、メインカムのギヤが欠けてしまう事。テープの再生・巻き戻し・早送りは出来るのにイジェクトだけダメな場合は大抵これかも。
ギヤを見つけたのでチャレンジ
Yahoo!オークションにそれらしいギヤが売られていたので買ってみた。 安くはないけど授業料と思って購入(笑) 。 いつもの感じで、天板を外し、VHSメカ・BDドライブを押さえている金属棒?のネジ3個を取る。
この金属棒?を右にずらして外したら、前面パネルを外す。
VHSメカ外し
本体から故障したVHSメカを本体から外すには、 VHSロータリーヘッドの左上・右上付近のねじ2本を外す。あとは、VHSメカ部を垂直に持ち上げれば外れるはず。
メインカム
VHSメカをひっくり返すと、大きな黄ばんだ?丸いギヤがある。 これがメインカムのギヤです。
この部品を取り寄せたギヤに交換してあげればOKです。 ただ、メインカムギヤは、イジェクトやガイドポストの動作のタイミングを決定する重要な部品。 他のギヤとのかみ合わせを元通りに戻さないと動かないので要注意。 あと、古いギヤ同様に、新しいギヤにもグリスを塗ってあげてください。(写真は弄ってる途中で写したので、ギヤ位置が正しくないw ウォームギアを回して下写真のポジションにしてからばらした方が確実)
無事交換
ギヤ交換しました。
簡単かと思いきや、意外と時間を食ってしまいました(笑)。 ただじっくりメカの動きも確認できたのでいい勉強に。 次回はサクッと出来そう(本当かな?)
レコーダー組み立て
VHSメカをレコーダー本体に戻します。この際に、モードスイッチのぽっちがメインカムギヤの穴に入るよう気を付けてください。
変に弄ってなければ、既にぽっちもメインカムギヤの穴も手前(デッキ正面側)を向いて揃っているはず。
動作確認・完了
手持ちのビデオテープで動作確認。無事動作しました。
大丈夫そうなので、VHSメカ押さえ金属棒?と前パネル戻して終わり。 VHS付のレコーダーは、ダビング業者を使わずにビデオテープのデジタル化ができるから経済的かも(商売上がったりw)。 あなたもぜひw
ギア交換だったら5000円くらいで請け負ってもいいかな、なんちゃって(笑)